流れは変わるか

さて、今日からイタリアGPですが
ご存知のとおり、今回からフロントタイヤが
2016年仕様のコシのあるやつに変わります。

主にブレーキング時のスタビリティが上がる
という利点があるようですが、これはブレーキングを
武器とするライダーには朗報。
もうひとつは、フロントタイヤの持ちも良くなる
ということが予想されます。
電子制御で制御されるリヤと違ってフロントは
いかんともしがたい箇所ですからね。

ここまでのシーズン、その軽量&スムーズな
ライディングでフロントタイヤに優しい走りで
好調を維持してきたペドロサですが、ライバルの追い上げ&
失速に入りそうな予感が・・・。
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ただムジェロに関しては元々高速の切り返しが多く
ペドロサが得意なコースでは無いだけに、
ここの結果よりもむしろ、次のカタルニアまで見てみないと
何とも言えませんけどね。

カタルニアで表彰台に登れないようだと、今季残りは
厳しくなるかも。
特にマルケスに負けるようだと。
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ところで、クラッチロウやマルケスが短いエキゾーストを
使っているのに対して、相変わらず初期の長いパイプを
使っているペドロサですが、これ長い方が高速重視
短い方が中低速のピックアップ重視だそうです。
ということは、マルケスクラッチロウはブレーキングからの
加速重視、ペドロサは綺麗なコーナーリングから
高速の伸び重視、つまり中低速で過敏に反応するのを避けている
ってことかな。