一周巡って2015年型
昨日もちょろっと触れましたが
どうもセパンで明らかになったのは
2015年オフのテストで試したミシュランタイヤに
合わせて、バランスを変更した2016年型マシンに対して
セパンで持ち込まれた新しいミシュランのフロントタイヤは
合っていなくって、むしろ、2015年型マシンの方が
マッチングがいいという話。
要はフロントとリヤのグリップバランスの問題だと
思われますが、2015オフテストでは足りなかった
フロントタイヤのグリップが2016年のセパンでは強化され
去年のブリヂストンと変わらないレベルになったということのよう。
そう考えると、ロッシが2015年型寄りの2016年モデルを
最終的にチョイスした理由も分かるし
分かるというもの。
そうなると、既にニューマシンを出してしまっているドゥカティの
GP16あたりは改めて、マシンバランスを修正しないとならないようにも
思いますね。
ましてやエンジンのテストがメインで、まだ車体とタイヤとの
マッチングはこれからというホンダも同じことが言えるかも。
各陣営、このオフの仕事が半分くらいは無駄になったかも・・・。
