M1のDNA

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今回、ヤマハのブースに新型のYZF-R1があったので
跨ってみたんだけど、これがもう全然これまでの
4気筒とは別物だってのがよく分かる代物でした。

まず、トップブリッジの幅が相当に狭くって
これで大丈夫?って不安になるレベル。

これまでの4気筒はエンジンっていう大物があって
その重量物の重さをフロントで受けるから
必然的にフロントのハンドルバーの幅も広く
言ってみると、ライダーが手足でバランスボールを抱えて
乗っているようなイメージ。
新型のR1はこのバランスボールのサイズがバスケットボール並に
小さく、ほとんど大きさを感じない。
重量バランスが従来が7:3だとすれば5:5くらいに
ニュートラルって中須賀さんが言っていたのを思い出しました。
だから、トップブリッジが狭くても全然問題ないんでしょうね。
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これならブレーキングで突っ込んでもマシンはクルクル
旋回するでしょうね。
そしてその根底にあるのはYZR-M1なのは間違いなし。
逆に他メーカーが真似をしようと思ってもYZR-M1を
持たない他のメーカーがこのレベルのハンドリングを
実現できるかどうかは微妙。
スズキのGSX-RRとかもまだ、フロント寄りな感じが
するしね。