6年の歳月
発表し、高橋裕紀選手とのコンビも解消ということになりました。
実にMOTOGPから帰ってきての6年間。
この6年間の歳月は、果たして高橋選手にとって
プラスになったのかどうなのか。
そもそも生まれたてのチーム・アジアがモリワキのMD600を起用し
ライダーに高橋選手を抜擢したのが始まりで、
翌年、チーム・アジアはマシンをカレックスにスイッチ、
ライダーも中上選手へとなり、世界の舞台から降りたモリワキ+高橋が
コンビを組んで再び世界へ挑戦するとなったのが始まりだったはず。
だから全日本のJ-GP2でも使っているタイヤはわざわざ海外から
取り寄せたあっちの国製のDLスリック。
国内製の方じゃ無かったんですよね。
ところが肝心の捲土重来のタイミングであった日本GPでは
いわゆるMOTO2仕様のCBRエンジンとのマッチングが悪くて
きちんと走るマシンに出来ず、結果は残せず。
そうこうしている間にMOTO2再挑戦プロジェクトは終了。
(一応、J-GP2は2連覇)
しかし、タイヤは何故かピレリ。
確か当初の説明だと清成さんをエースに据えて、その清成さんが
BSB帰りってことでのピレリチョイスだったはず。
どれだけの勝算があったのか?
肝心の8耐ではその清成さんが転倒したりして、結局目立った
結果は残していない。
昨年の中盤以降は明らかに扱いが高橋選手の方が良くなっては
いましたが・・・・。
結局、6年間走ったわけですが、彼の評価は変わってないというか
評価するのが難しいという感想しか出てこない。
ビッグバイクの乗り方にアジャスト出来ているのかどうかも
正直わからないです。
大きな怪我をすることが無かったことだけが救いかな。
ネガティブな言い方になってしまうけど。