言葉
今回復帰戦を迎えたホルヘ・ロレンツォですが、
復帰に当たって
「私は勇気を欠いているわけではないが、ホンダに
自信を持っている」
「私は人間だ。だから確信が持てないのが普通である。」
とコメントしています。
このコメントを聞く限り???な感もしますが
これは彼が復帰するに当たって、レプソル・ホンダの
アルベルト・プーチ監督が
「ホルヘはもっと自信と謙虚さをもって、学び直さないとならない」
と発言しているからであって、これを受けてのホルヘの発言です。
過去にもペドロサに対して、辛辣なコメントを発して
取り上げられたプーチですが、彼は基本的ライダーに対して
厳しいスタンスで挑む発言が多いですね。
コーチ時代はそれでも良かったと思いますが、監督という
立場になった以上、もう少し自身の発する発言の影響力を
考えて喋った方がいいと思いますね。
彼は実直な人柄が評価されているものの、その実直さが裏目になって
完全に記者の欲しがる回答を誘導されているように感じられるんですよね。
そういうところまで頭を回して喋らないとこういうことになる。
そもそも何度も世界王者になったホルヘに対して
謙虚さをもって学び直せなんて、言われんでもわかってるって話です。
結局、プーチの発言によって、得したことって何も無いんですよね。
むしろ、しこりが残った位。
前任者のリヴィオ・スッポならまずやらないです。
プーチは言葉の重さをもうちょっと考えてから発言しないと
いつか痛い目に遭うような気がしてならない。