2020年の日本勢

2019年シーズンも終盤、タイトル争いの

行方と共に来季のシートの動向も気になるところです。

 

そこで飛び込んできたのが鳥羽選手のレッドブル・アジョKTM

入りの話。

今季の成績ではチーム・アジア残留は難しいだろうと

言われていただけに、KTMのエースチーム入りは驚くと共に

KTM及びニコラス・アジョさんが彼をそれだけ高く買ってくれている

というのは嬉しかったですね。

レッドブルKTM・アジョはMOTO3初年度からKTMのワークスチームとして

活動していて、レッドブルというビッグスポンサーが付いている関係で

資金持ち込みなどを考慮しないライダーセレクトが特徴的で

ドイツ人のコルテセ、オージーのミラー、ポルトガルオリベイラ

南アフリカのビンダーなどいわゆるMOTOGPのメジャーどころである

イタリアンやスパニッシュに偏重してないだけに、公平に評価されたかなと。

 

ただし結果を残さないとすぐに取って変わられるシートなだけに

結果を残すことが大事です。

 

そしてKTMセミワークス的な存在になりそうなテック3KTMですが

こちらも佐々木選手の可能がほぼ間違いないということで、

こちらもいいチームに恵まれたなという感が強く、来季への期待が

高まるところです。

 

既にSIC58残留が決定している鈴木選手、今季の成績から残留はほぼ間違いない

小椋選手など来季も多くの日本人ライダーの活躍が見られそうです。

 

真崎選手は成績的に厳しいものがあるものの、今のチームに残留が

出来そうな気配はあるだけに、期待したいところ。

 

加えて、来季はチーム・アジアの鳥羽選手が抜けた穴に、現在アジア・タレントカップで走る

國井選手の昇格が濃厚なだけに、来季は6名もの日本人ライダーの

活躍するところが見られそうです。

こうなるともはや一大勢力と言ってよく、後は成績がついてくることを

期待したい。