全ては来季次第

既にアレイシ・エスパルガロが来季の成績次第では

GP引退をほのめかしている(つまりWSBに行く選択はない)

アプリリアですが、アンドレア・イアンノーネは

来季の結果次第では他の選択も考えねばならない。

とコメント。

他チームへの移籍をほのめかしています。

 

いよいよアプリリアのGP活動も正念場となりそうな予感です。

 

かつてこのアプリリアで働いたことのあるヤン・ウィットベーンに

よれば予算的には十分なものがある。としながら注力すべき

ポイントが間違っているとも指摘されています。

 

新たにアプリリア・レーシングのCEOに就任した

マッシモ・リヴォーラ(元フェラーリのF1活動に従事)の

手腕が発揮されるとしたら、この辺でしょう。

彼も組織改革の重要性は認識していて、来季に向けて

大掛かりな組織変更を予定していて、その第1弾として

ミザーノテストからチームの組織配置を変えています。

 

後はロマーノ・アルペジアーノ率いるMOTOGPチームが

正しい方向に開発を進めることができれば

2人のライダーを繋ぎ留める結果を残せるマシンを作り上げられるか。

 

今季、KTMが飛躍した結果、置いてきぼりを喰らいつつある

アプリリアだけに来季は正念場となりそうです。

 

現在、パートナーシップを結んでいるグレシー二との契約も

2020年で終了しますからね。

もしも、という仮定付きですがスズキがサテライトを持つとすれば

これ以上のチーム数は増やさないのがDORNAの方針ですから

既存チームからの鞍替えしかないわけで、その候補にグレシー二が

入る可能性は十分あります。