ポルティマオ あれこれ

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ポルトガル7年連続優勝中のレイ。


2ヶ月のブレイクを挟んで再開するWSB。

舞台はポルトガルのポルティマオです。

 

アップダウンが激しく、ブラインドもあって

高速コーナーもある難コースですが、ここはジョナサン・レイ

得意とするコースでホンダ時代から毎年勝利を挙げ続けていコースでもあります。

 

そのレイ、事前テストではトップタイムをマークすることは一度も

ありませんでしたが、これは鈴鹿8耐仕様のマシンからWSBマシンに

乗り換えたことによる、マシンに慣れる必要があったのと

このラウンドから持ち込まれるピレリのニュータイヤでひたすら

ロングランを行っていたからです。

そう考えれば、チャンピオン街道邁進中の彼がここでも本命なのは

わかると思います。

 

一方、その事前テストを初日で切り上げたバウティスタ。

ラグナセカで痛めた左肩は万全では無いそうで、今回も

金曜日走って様子を見ないととコメントしており、レイに

対抗することはかなり厳しい状況。

チャンピオンシップはもう、いつ決まるか?って感じに

なっちゃいますよねーーー。

 

それからここを得意とするトプラックがテストではトップタイムをマーク。

ヤマハへの移籍が確実視されている中、レイに遠慮する立場では

無くなったわけですから、忖度なしのガチンコで勝ちを狙ってきそうですね。

初優勝&置き土産なるでしょうか?

 

逆にヤマハ放出のロウズとしてはシート争いの意味でも

存在をアピールする走りを見せたいところですよね。

 

BMWはこのパワーサーキットでエヴォ2エンジンを投入。

更にパワーアップを図ってきています。

ただドニントンでブローしているだけに信頼性にかなりの

不安が残るところです。

エースのサイクスの走りに注目したいところですが、彼はここ

苦手なんですよね。

 

ホンダの日本人2人に関しては、まあ・・・。

テストの結果を見ても全く期待はできない状態で、とにかく

高橋巧選手は怪我をしてますから、悪化させるようなアクシデントに

遭わないことを祈るのみです。