皮肉なトップタイム
ポルティマオで2日間に渡って
行われた合同テスト。
初日の総合トップはトプラック
2日目の総合トップはロウズ
という噂では両者とも今シーズン限りで
所属チームを離れる2人がトップという
皮肉なソースの効いたリザルトとなりました。
来季、ヤマハに移籍が確実とされるトプラックは
今のチームにWSB初優勝の置き土産を置いて行きたいでしょうし、
ヤマハ放出と言われるロウズからすると
自身の価値をアピールする意味合いが強いと思います。
その2人を尻目に2日間共に2番手につけたジョナサン・レイは
例によってロングランでタイムの安定感を求めての
テストを行った模様。
目下のライバルであるバウティスタが肩の炎症で
テストを途中で切り上げたことを考えると
タイトル争いでは圧倒的優位は変わらず終盤戦に入ることに
なりそうです。
デイビスはこの時期になってもV4Rの走らせ方に
悩んでいる模様でタイムはさっぱり上がってきません。
パワーアップしたニューエンジンを投入して活き上がる
BMWでしたが、サイクスは過去にここで大きいクラッシュをした事が
あるように、このコースが得意ではなく2度に渡るクラッシュ。
余りいいテストにはならなったようですね。
本番は2週間後となります。