ザルコの行方

既に来季のシートの大半が確定している
今の時期から来季の就職活動を
始めたヨハン・ザルコ。

狙いは各メーカーのテストライダーの地位ですが、
既にスズキとドゥカティには断られたようですね。
スズキにはギュントーリという実績のあるライダーが
居ますし、ドゥカティはピッロと2021年まで契約を
結んでいます。

一番確率の高いのはヤマハで、既に今季のテストライダーである
ジョナス・フォルガーとヤマハの間に
すきま風が吹いているようです。
あくまでもレーサーとしてのキャリアを重ねたいフォルガーと
彼のテストライダーとしての仕事に不満のヤマハ
また、ヤマハ・ヨーロッパの責任者がフランス人で
有力なフレンチライダーの後押しをしているというのも大きいか。
ロリス・バズがテンケイト・ヤマハに入れたのも
この人物のバックアップが大きかったとか。

ホンダに関しては事情が違っていて、ここはテストライダ
ではなく、正ライダーの可能性の話があるようです。
というのも大きな怪我を負ったこともあって
ここの所、ロレンツォが自身のキャリアを考えなければならないと
発言したことによって、場合によっては今季終了後の
引退宣言も有り得ると関係者は見ている模様。
もしも、ホルヘが抜けた場合の後釜の筆頭がザルコだ
というのは、パドックではもっぱらの噂。
ホンダの関係者の彼に対する評価は非常に高いようですね。
ただし、これはホルヘ次第ですから賭けるにはリスクが非常に高い。
下手すれば無職なわけですから・・・。

その辺をザルコがどう考えるか?ですね。