4者4様

チーム撤退の危機から一転、最終戦まで
走ることができる目処がついたポルティマオで
まさかのもらい事故でノーポイントとなった
クルーゼルにとっては、チャンピオンシップ&
母国GPで2重の意味で負けられないレースとなった
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スタートから彼の得意パターンである速さを
武器にレースを引っ張って、そのまま逃げ切るという
戦い方を見事に実践して、ポイントを詰める優勝。

一方のポイントリーダーのコルテセも
被害を最小限に留める2位入賞。

微妙だったのは3位争いで、ランキング3位で終始
3番手を走行していたカリカスロは最終ラップの
バックストレートに繋がる立ち上がりでミス。
加速が鈍った彼をチームメイトのマヒアスが急襲。
結果的にブレーキングで張り合った彼は、ヘアピンでスリップダウン
レースに復帰したものの大きくポイントを取りこぼすハメになり
ランキング4位に後退。
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逆にマヒアスはこの3位で指一本、タイトル争いに
残る結果となりました。
GRTヤマハの2人はちょっと微妙な結果となってしまいましたね。

次は初開催のアルゼンチン。
初開催のコースは意外な結果が出ることもあるだけに
ここでシーズンの大勢は決することになるかも知れませんね。