ようやくMOTO2

来季のVR46の体制が発表され、
ニッコロ・ブレッガがようやくMOTO2で走ることが
発表されましたね。

ホントは今年から彼が上がってくるかと思ってましたが
マリーニ君が優先されちゃって、バグナイアのチームメイトに
収まってましたが、バグナイアのプラマック入りで
ようやく空いたシートに収まることが出来ました。
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現在のMOTO3クラスはかつてのいわゆるスペシャルマシンの
投入を防ぐために、カウル、フレーム、エンジンに至るまで
各メーカー1種類しか、認められていません。
そのため、成長期の長身のライダーは体がはみ出す小さいカウルに
到底ちゃんと着座できない短いシートカウルに無理やり体を
押し込めて、運転しています。
これでは正しい位置で荷重をかけたり、寝かし込んだりは出来ないというもの。
ブレッガが時々一発の速さはみせるものの、レースで後退するのは
こういったポジションの問題で、なんとか一周は走れるけど
レース距離だと我慢できないからでしょうね。

ロッシが125で走っていた頃は完全に彼に体格を合わせた
マシンを作ってもらっていました。

だから早い段階でより大きな車体のMOTO2への転向が
期待されましたけど、ようやくって感じですね。

彼に関しては3年前の日本GPでサインをもらった時に
「お前が未来のワールドチャンプだ」って声をかけたくらい
期待しているので頑張って欲しいのよ。