後ろで止まれ

昨日のもてぎ2&4の実況の中で
青木ノブさんも触れてましたが
もてぎみたいなストップ&ゴーレイアウトでは
ホントにリヤタイヤのストッピングパワーの
有効利用が重要で、かつこのリヤタイヤの摩耗が
直接、結果に響いてくるところ。
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これはMOTOGPにも同じ事が言えるけど、
いかにリヤタイヤを温存するか。
加速のためだけじゃなく、減速も。

特に全日本は去年から17インチになってフロントの
限界値が下がってますから、ますますリヤタイヤの仕事が重要に
なってくるというところ。

ヤマハとホンダに関してはMOTOGP直系のソフトと
想定すれば、共通化ソフト導入以前のメーカーオリジナルソフトの
進化版が搭載されていると考えた方が良さそうですね。

このソフトの場合、スタート/ゴールラインを通過してからの
経過秒数で、マシンが今コースのどの辺りを走っているのか
把握して、各コーナーごとのエンジンブレーキをコンピュータが
計算して、その都度、最適なエンジンブレーキを作り出すことで
適切な減速をしつつ、リヤタイヤの消耗を助けていました。

これが搭載されていると思えば、
ホンダとヤマハの2強が抜きん出ているのも納得というところ。

去年、ヨシムラさんにお邪魔して見せてもらって聞いた話だと
ヨシムラのGSX-Rに搭載されているソフトはメーカーオリジナル
時代よりも共通化以降のソフトに近くって、TCSの効きを
ライダーが手元で切り替えるタイプのものでしたね。
その違いがリヤタイヤの消耗度に如実に出ていたと思います。

カワサキに関してはまた別途書きますか・・・。

つまりマシンの出来というか、電子制御のセットアップが
如実にレースでの結果に響いてくるという話。