速さの奥行

菅生のJSBレース1は霧雨の中
ウォームアップで転倒者が出て
ディレイになるなど、微妙なコンディション。

非常に路面温度が低く、タイヤのケアが
大事になってくる予想の中
ポールスタートの中須賀選手が序盤から
ハイペースで後続を引き離し今季5勝目を挙げました。
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あの冷えたコンディションでの序盤から転倒しない程度の
ハイペースで走れる、それだけタイヤを手の内に入れているのが
中須賀選手の強さでしょうね。
野左根選手が序盤は慎重に行ったというのが象徴しているように
誰もが躊躇するコンディションでも自信をもって
攻めていけるライダーの感覚とマシン。

コンディションが変化しようと速さがブレないのが絶対王者
強さでしょうか。

逆に今回、全く奮わないカワサキなんかは、まだまだ速さは
あるけど、外的要素に左右されすぎるきらいがあるなというのが
正直な感想。
ただ速く走るだけでなく、コンディションに左右されにくい
環境変化に強いマシンにしていかないといけないね。

鈴鹿8耐ではコンディションが目まぐるしく変わる場合もあるので
こういった速さの奥行が強さに繋がってくると思う。