2年間の集大成

さて、オーラスのJSBレース2は
ロケットスタートを決めた加賀山選手が
2周目
のストレートでハイサイド転倒
赤旗中断となり、再スタート。

この再スタートで見せたのが、ヤマハのユースチーム
ヤマルーブ・レーシングの藤田選手でした。
トップに浮上し、レースを引っ張ってみせました。

思えば、この鈴鹿は藤田選手にとって鬼門のコースで
ヤマルーブ入りした直後の鈴鹿2&4で転倒負傷。
これで足を負傷し、ほぼ半シーズンを棒に振るスタート。
さらに昨年の最終戦 鈴鹿でも再び転倒。
どうも相性が良くないコースでのトップ疾走は嬉しいシーンで
あると共に、ユースチームでの2年の集大成。
そういう感じがしましたね。
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難波監督もそういうニュアンスの事を言ってましたけど
来季の同チームの動向は今のところ不明。

ただ、そこからズルズルと後退していたのはやはり
まだ、タイヤ、走り、セッティングに学ぶべきものが
多いことも証明したか。

レース2で固めのミディアムハードをチョイスしたのは
中須賀、野佐根、藤田のヤマハ勢とハスラムの4名。
序盤からハイペースで飛ばした藤田選手はタイヤを
使ってしまった感じでしたね。
同じタイヤを履く中須賀選手があれだけのペースで走れる
わけですから、(バイクの性能は違うといえど)
学ぶべき部分は多いと思いますね。

もう一年、このチームで走って欲しいところです。