やはり、すんなりとは行かない

さて、明日から最終戦 バレンシア
始まるので全日本最終戦のレポートも
片付けてしまわないと・・・・。

J-GP2は関口選手が独走で逃げる一方、
タイトルに王手の浦本選手は苦戦模様。
18位までに入ればタイトル確定という
圧倒的優位な状況でしたが、走りに精彩がなく
予選7番手、決勝は10位に終わっています。

過去のレースを振り返っても、どうもGSX-R600という
車両は鈴鹿サーキットと相性が悪いように思いますね。
かつて、ST600でタイトル争いをしていて
終戦 鈴鹿を迎えたヨシムラの渡辺選手もまったく
速さを欠いていたのを思い出しました。

トークショーでライダーが口々に言っていた東と西で
まったくコースの性格が異なるので、セッティングを
どこに合わせ込んでいくかが課題で、どうもGSX-R600
その点で、上手く合わせ込みが出来ない印象でしたね。
シケインで見る限り、ブレーキングのスタビリティが良くなくって
かといってコーナーリング区間もそれほど速くない。
根本的にマシンの持っている特性が合ってないような。
イメージ 1
今回は苦しい状況でのタイトル獲得。
そういう印象が強かったですね。
そういう意味では悪い時にも悪いなりのベストで
結果を残す、かつての転倒が多くて結果が残せなかった
浦本君の成長の証のタイトル、そう思いましたね。