王者の戦術

さて、続いて行われたJSBのレース1。

いわゆる8周のスーパースプリントレースだけに
どういうレース展開なるかと思われましたが
8周には8周なりの戦術があるという感じでしたね。
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序盤トップで逃げようとする中須賀選手に対して
これを追撃するレオン・ハスラム
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両者のマシンは速いところと遅いところが違っていて
レオンのマシンはダンロップの立ち上がりが速くって
デグナーの一個目までに前に出てくるくらい速い。
あとは最終からのメインストレートの速さ。
逆に中須賀選手のマシンはブレーキングが良くって
詰めてくる。
だからラストラップのシケインの進入で来るかと思っていたけど
違いましたね。
その一周前のシケインでレオンをかわすとそこからスパート。
たった一周で抜けない差をつけて帰ってきて見事勝利。
タイヤのライフをそこまでコントロールしていたんですね。
で、最終ラップで残ったグリップでペースアップ。

この辺のタイヤのライフ管理も完璧なレースは
やはりチャンピオンの走りでした。