それぞれの初ライド

バレンシアでは中上、モルビデリ、シメオンが
それぞれ、MOTOGPマシンを初ライドさせました。
(中上君は厳密には去年のオフに乗っている)
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面白いのは、同じようなコメントが出てくるところ。
中上君もフランキーもパワーがありすぎて、ウイリーしてしまう
と訴えていますね。
テストということで電子制御の制御をあまりかけず、
マシンの素性を覚えるところから進めるので、
ウイリーコントロールが強く入ってないんだと思います。
馬力に関しても280馬力とほぼMOTO2の倍近いパワーで
車体がほぼ同じサイズですから、フロントが浮くのも当然で。
今後はここにいかに電子制御をかまして、乗りやすくしていくかでしょうか。
もちろん、速く走りつつ乗りやすくですが。
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またシメオンによるとフロントタイヤのグリップが全然
MOTOGPの方が良くって、ブレーキのリリースポイントが
早いとのこと。
これはドゥカティのフロントが軽いってのも関係あるんでしょうが、
かなりスッと入っていけるようですね。
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とはいえ、まず一歩を踏み出したばかり、文字通り猛者揃いの
このクラスで、彼らルーキーがどのような走りを見せるのか
期待を持ってみていきたいと思います。