230馬力をねじ伏せろ

MOTOGPテストが終わったヘレスでは
来季BSBにドゥカティで参戦する
スコット・レディングとジョシュ・ブルックス
パニガーレV4Rの初ライドに臨みました。
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マシンは先日、アルバイット・ドゥカティの2人が
テストしたマシンそのものですが、
電子制御が使えないBSBの規定に合わせて、
トラコンやアンチウィリーを切って、走行に臨んだそうです。

パニガーレV4Rはキットエキゾースト装着で234馬力と
言われていますが、ファクトリー車は250馬力付近に
達すると言われてますので、その車両を電子制御無しで
走らせるのは、非常に肉体的に過酷なライディングになりそうです。

レディングは非常に長身ですから、体を伏せて前に持っていくことで
ウイリーを抑制しないと、前が浮いちゃいますね。
なまじパワーがあるだけに、タイヤの使い方とトラクションの
かけ方が課題になってくるか。
言ってみればライディングの基本に立ち戻って速く走らせるって
ことになりそうですね。