冷静と情熱のあいだで

オーストリアに続くマルケスとドヴィジオーゾのよる
好バトルはドヴィジオーゾに軍配が上がりました。
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この結果はやはり、執拗に仕掛けるマルケスに対して
ドヴィジオーゾが過度に熱くなりすぎず、
きっちり冷静にバトルを読み切っている彼の性格的な
部分が表れていると思います。
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もし、あれがロッシなら、蹴りのひとつも出たことでしょう。
あるいは、レース後にマイク口撃が始まるところ。
熱くなって場外バトルの心理戦が始まるところ。

しかし、ドヴィジオーゾはそうせず、あくまでも熱くなりすぎることなく
目の前の勝負を冷徹に見切ってマルケスの攻撃をコース上で
やり返しています。
マルケスとやり合うときは、一緒になって熱く対応するのではなく
冷静さが逆に武器になってくるんじゃないか。
そう思いましたね。

あと後味もいい。