5度目のタイトルに王手
灼熱のタイ、路面温度57度という
コンディションで行われたレースはスタートから
じっとタイヤをセーブする我慢比べ。
その中から少しづつロッシが遅れ出して
替わって3番手に上がったビニャーレスが
加わり、ドヴィジオーゾ、マルケス、ビニャーレスの
トップ集団。
動いたのは残り5周、それまでセーブしていた
タイヤのグリップを活かして、マルクが仕掛けると
そこからはコーナーごとに抜きつ抜かれつの争い。
最終的には最終コーナーでのドヴィジオーゾのアタックを
クロスラインで抜き返したマルケスが今季7勝目。
最高峰クラス5度目、通算7度目の世界王者に
王手をかける形になりました。
今日のマルケスはアグレッシブな走りの中にも
まるで将棋のように、ここで来たらこれで返すって感じの
冷静さがあったように思えましたね。
もてぎで決めるか。