それも作戦のうち

見事な判断で、フラッグトゥフラッグの
レースを制したマルケスですが、
彼はピットでソフト側のレインタイヤを
わざわざ選択しているんですよね。
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ソフトレインということは当然、路面が
乾けばすぐボロボロになるわけで、
つまり、サイティングラップを終えた時点で
マルケスはレインタイヤではそう長く走ることはない
レベルまで路面が乾いているという判断だったかもしれませんね。

ソフトレインならばすぐタイヤが温まって序盤は
ハイペースで飛ばして、あっという間にタイヤがボロボロになったら
ピットに入ってマシンを乗り換えてしまえというところまで
しっかり計算のうちに入れていたということでしょう。
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ちなみにマルケスがわざとピットに入ったことを
悟られないようにポジションを下げて入ったって人が
いるけど、むしろ、ひとりだけソフトレインを選んだんだから
あの時点でタイヤが終わっていただけと見た方が
合っていると思うよ。