エースの資質

来季はスズキに加入とも言われている
アンドレア・イアンノーネですが、
前述のポンシャラルさんは、彼は一年契約になるのでは?
とコメントしていますね。
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つまり、スズキとしても彼をエースに据えて
ずっと戦うということについて、まだ半信半疑の
部分があるということかも知れません。

実際、マーヴェリックがそうであったように
車体のアップデイトが進むと
それを如実にタイムに反映できる走りの精度の高さ。
さらにレースで結果に結びつけるクレバーさ、精神力の強さ
もちろん、絶対的な速さにセッティング能力の高さなどが
エースの資質だと思いますが、やはりというかチーム、日本の本社スタッフ含めて
コイツとならやっていけるっていう信頼感を持てるのかってのが
重要なポイントだと思います。

その点、イアンノーネってドゥカワークスで走っているけど
ただのバイクを走らせるのが速いだけの兄ちゃんって
感じなんですよね。
メーカーを背負っている責任感、その責任感から来る
言動、発言みたいなのを聞いた印象が薄いです。

原田哲也さんじゃないけど、ワークスライダーとして
一番やっちゃいけないのは、転倒して結果を残さないこと。
そのやっちゃいけないことを何度も繰り返すってってのは
ちょっと問題あるし、スズキとしては命運を託すには
ちょっと躊躇したとしても無理はないよね。

契約年数はもしも1年だったらスズキはそう思っているって
ことかも。