スズキのエース

2017年にビニャーレスとアレイシ・エスパルガロに
替わって、スズキが獲得したのが
アンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスでした。
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これはビニャーレス、アレイシ同様、MOTOGP
ある程度のキャリアを持つベテランとMOTO2の若手
という組み合わせで、まさにリンスはMOTO2からの
ステップアップ組で期待の若手という枠でした。

ただ、彼はMOTO3もMOTO2もいいところまでは行くけど
いずれもタイトルを獲得はしておらず、イマイチ
勝ちきれないライダーという印象がありましたね。
それとガツガツしている感を表に出さない、どちらかというと
ひょうひょうとしているキャラクターのイメージがありました。

だから今年、イアンノーネが抜けて、リンスをエースに据えて
若手の枠がミールになると聞いたときに正直
大丈夫かな?と思ったのが偽らざる気持ちでした。

だから、いいところには行くだろう、表彰台にも何度か登るだろう
でも勝つのはどうかな?って思ってました。
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しかし、今日のリンスは強かった。
それもロッシ相手にミスらしいミスをほとんどしない。
逆にロッシが何度かミスをしていたくらい、冷静で
仕掛けどころもタイミングも完璧。
勝つべくして勝った。
という初優勝でしたね。
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加えてビニャーレスの初優勝の時もそうだけど
バンピーで荒れた路面でのスズキのシャシーの優秀さは
ここでも効いていたと思う。
実際、ロッシと同じタイヤチョイスながら明らかに
タイヤの持ちが良かったですからね。

とにかく、初優勝オメデトウ!!!