シーズンの流れは変わるか
ヨーロッパラウンドの幕開けは
圧勝に終わりました。
一方のカワサキ勢はまったく対抗できず。
すわ今シーズンはドゥカティ久々のタイトル獲得なるか
とも予想されますが、デイビスはとにかくここが得意ですから
その分を差し引いて考えないとならないですよね。
それと気になっているのはレイがシーズン開幕前のテストから
終始、新型マシンに合わせて乗り方を変えないととずっと言っていること。
アラゴンではそれが顕在化した格好で、第2レースではリヤタイヤに
ハズレを引いてしまったのか、トラクション不足で後退する羽目になりました。
それでも開幕戦からずっと表彰台ですが、開幕当初より
楽観していられなくなったように思います。
そういう意味では次のアッセンは要注目。
というのも、ここはテンケイトのテストコースで長年同チームに
所属したレイにとっては、勝手知ったるコースで
ここでは強いレースをしてきました。
このコースでもデイビスの後塵を拝するようだと今シーズンの流れは
完全にデイビスということになりそうです。
それとこの週末に正式発表されましたが、モンツァラウンドが
キャンセルされました。
代替えはどうやら同じイタリアのバレルンガになりそうですが、
これも実はシーズンの流れを考えると重要なポイントで
4気筒勢に有利な超高速サーキットのモンツァから
中低速コーナーが多くドゥカティが得意なバレルンガになるとすると
そういう流れ的にもドゥカティに来ていると言えるかも。