笑った人、泣いた人 WSB振り返り②

今シーズン、回転数制限がかかったのは
カワサキドゥカティ、ホンダの3メーカーのみ。
これは過去3年を振り返って勝利を挙げている
メーカーだけが対象になったようですね。

ですから、カワサキだけでなくドゥカティ
その対象になったわけですが、これが結果的に
デイビスをタイトルから遠ざけてしまったか。
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今年のパニガーレは回転数制限の影響でボトムスピードを
上げて走らないとならず、それがストップ&ゴースタイルの
デイビスにはあまり合っていなかった感じですね。

対して小排気量的なコーナースピードを上げるスタイルの
メランドリィやフォレスの方が速さをみせることも
しばしばありました。

ただし、メランドリィは勝った開幕戦でもそうでしたが
タイヤが非常に振られるケースがしばしば見られて、
コースとタイヤとマシンの相性によって、成績が乱高下する
不安定なシーズンとなりましたね。
振られても開けていけるレベルで抑えられるといいけど
そうじゃないととにかく開けられない。
多分、デイビスよりも体重が軽くタイヤが潰せない彼ならではの
悩みだったと思います。

結果的にドゥカティの2人はレイの敵とはならず
パニガーレのラストシーズンを飾ることは
出来ませんでした。