終わってみれば

一番のサプライズはミシュランの性能の高さですね。

レース全体のタイムが短縮された
つまり、タイヤのタレによるタイムの著しいダウンは
見られず、ロレンツォに至ってはケーシーの
残していたファストテストラップを更新するという
おまけつき。
イメージ 1
2008年に撤退してから世界耐久の場で修行を続けた
ミシュランの成果が存分に発揮されたリザルトとなりましたね。

ただ、各陣営まだまだこのフランスのタイヤに関しては
掴みきれない部分があったようで、実際、今回レースが
行われたカタールは非常に特殊な路面のコースだけに
前後輪ソフトをチョイスしたドゥカティは最後まで
ほとんど劣化が見られず走りきれたけど、これが次のアルゼンチンや
これまた特殊な路面のオースチンで同じ傾向が出るかどうか
全然読めないですよね。
今回たまたまギャンブルが当たっただけという見方もできるので。
とにかく、カタールは相性が良すぎて結果が出ちゃうからね。
イメージ 2
いつものヨーロッパ開幕戦のヘレスを迎えるまでは
タイヤ原因で意外なリザルトが出ちゃうかも知れないですね。