KTM、ホンダを訴える
KTMのスポーティング・ダイレクターが
ホンダにクレームをつけているようです。
彼の訴えによれば、ホンダのNSF250RWが
MOTO3に定められた回転数上限である13500回転を
超えて回っているとのこと。
13600回転まで回っているとか。
彼によれば、MOTO3で使われているデロルト製の共通ECUは
処理速度に限界があって、瞬間的にレブリミットに当たって
点火系をカットする処理に移行する時に瞬間的に13500回転を
超えて回る場合があって、ホンダはその領域ギリギリを狙って
作りこまれているとか。
KTMはそこまでギリギリにつくり込めないので、リミットに当たらない
マージンで作っていて、その差がエンジンパワーに表れている
というような話みたい。
今年からレオパード・レーシングがホンダからKTMにスイッチしましたが
その時に、去年のケントのテレメトリーを見て判明したようですね。
これで本当に訴えられて、結果によって去年のリザルトが
覆ることがあったら、大問題だな。