赤字のワークス戦争

去年限りでカレックスが撤退し
今季はホンダ、KTMマヒンドラという
3メーカーによるワークス対決となる
MOTO3クラス。
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ここでは上昇するマシンコストを抑制するため
バジェットキャップが設けられていますが
カレックスの関係者によれば、各メーカーとも
このバジェットキャップをクリアする価格設定に
しているがために、普通では考えられない事になっているとのこと。

つまり、その値段で売ったら赤字でしょ?
という価格で供給しているとのこと。
カレックスが撤退した要因もその辺りにあるそうで、
とてもメーカー系と同じ価格で供給し続けることは出来ないようです。

そうなってくると、3メーカーの我慢比べという
形になってくるでしょうね。
そしてそうなれば、体力のある大会社が有利なのは
言うまでもないこと。
まあ、ホンダとしてはMOTO3創設初期のコンセプトに
立ち戻る事をずっと提唱し続けているので、KTMなりマヒンドラなりが
音を上げて、もっと安い価格で戦えるクラスに戻る事を
狙っているのかも知れませんけどね。