暑かったセパン

レース終了後のポディウムに出られないくらい
疲れきっていたホルヘ・ロレンツォですが、
3日間の中で一番暑かったみたいですね。

さすがのロレンツォもかなり消耗していたようです。

今回のレース、ペドロサ、ロレンツォが1-2。
マルケスとロッシが3位争いとなったわけですが、
レース序盤のハイライトはロレンツォがロッシを
かわしたシーンでしょう。
正直、ロレンツォがロッシをブレーキングでかわすなんて
記憶に無いです。
これはロレンツォの気合に表れともとれますが、
同時にロッシはかなり早い段階からフロントのスタビリティに
問題を抱えていたように思います。
イメージ 1
これは予選の段階でも書きましたけど、ロッシに比べて
ブレーキをハードにはかけないロレンツォでさえも
ブレーキ冷却ダクトを試しているくらいですから
セパンは相当にブレーキに厳しいコースで、
加えて、決勝当日は路面温度が上がったことで、
フロントタイヤのグリップレベルが落ちて
ロッシ、マルケスのハードブレーカーの方が止まりきれずペースが落ちて
それ程でもない、ペドロサ、ロレンツォがタイムが
安定したというところでしょうか。

実際、マルケスのコメントを読むとタイヤがオーバーヒート傾向で
ペースを上げたり下げたりしていたのは、
タイヤのコンディションと相談しながら走っていたようですからね。

まあ、ロッシ的にはペースを上げたり下げたりして
惑わしやがったと思っているかも知れませんが。