ペドロサの感度

結果的に雨で流れてしまったカタルニアテストですが、
ホンダはここに2014年型フレームを持ち込んで
テストを行ないました。
結果的に時間が少なくって十分な成果は得られなかったようですが・・。
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面白いなと思ったのは、この2014年型フレームが
マルケスだけじゃなくって、ペドロサにも与えられたって話。

そもそも今シーズン当初から書いてますけど、
今シーズン、あまりにライディングスタイルが異なる
2人に対して、ホンダはマルケスとペドロサでフレームから
違うマシンを用意していて、現状問題を抱えているのはマルケスの方で
ペドロサフレームは特にクレームらしきものは出てないんですよね。
にも関わらず、ペドロサにも2014年型フレームが投入されました。
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これは、去年も散々書いたエピソードですけど、ペドロサは
0.5mmリヤの車高を変えても指摘してくるくらい
車体に対してセンシティブである一方
マルケスは少々セッティングを変えても、同じタイムで走ってきてしまうほど
乗りこなす能力が高いライダー。

ただ、現在の状況をみると、なまじマルケスの乗りこなし能力が
高いだけに、シャシーの抱える問題がスルーされてしまった
可能性は否めないところ。
せめて同じフレームをペドロサが使っていれば何らかの
指摘があったかも知れませんね。
という反省も込められているんじゃないかと。
ペドロサの感度に期待しているという表れじゃないでしょうか。

ストライダーが秋吉さんから青山さんに切り替わった過渡期
というのも影響しているかも知れないけど。

関係ないけどマシン同様、マルケスのステンドグラス調のグローブに
テスト仕様のブラックメットとハイブリッド仕様ですね。