3台体制の有用性

今シーズン、ドゥカティとホンダは
サテライトチームにもワークスと同じスペックの
マシンを供給することで開発効率を上げています。
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これはシーズン通して、レギュラーライダーが
GP開催コースでテストできる日数が5日と極端に
制限されているため、ニューパーツのテストしたくても
レースウィーク中は難しいという側面があるため。

またホンダもドゥカティもワークスライダーの2人が
ライディングスタイルが異なるため、同じパーツでも
その評価が分かれることもあり、その場合第3者の評価
というのは重要になってくると思います。

例えばクラッチロウはシーズン当初からペドロサと
同じ柔らかい仕様のフレームを使いながらも
エキゾーストはマルケスと同じショートタイプを採用。
言ってみればペドロサとマルケスの中間のような仕様の
マシンで走っていますね。
これによりそれぞれのパーツのメリット、デメリットが
浮き彫りになると。

これを受けてロッシもヤマハの3台体制の有用性に
ついて触れていますね。
まあ、開発の手助けになればというところでしょう。
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ヤマハ本社サイドのマンパワーもあるでしょうが、テック3に
1台だけワークスマシンを走らせるとか・・・。どうだろ?