負けられない戦い ①

さて、明日からイタリアGPですが、
ヘレス、ル・マンと連勝中の
ホルヘ・ロレンツォからすれば、
3連勝を飾って、チャンピオンシップの主導権を
グイと自分の方に引き寄せたいところですよね。
ムジェロはずっと連勝を飾っていたし、
不振の去年もマルケスと接戦を演じたコースだけに
自信は十分というところか。
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ロッシの復活の要因の時にも書きましたけど
レギュレーションの変更によって、今年は全コースで
340mmのフロントディスクを使用することが可能になりました。
これにより、ヤマハのマシンは完全にこのディスクに
シャシーを合わせ込むことで、マルケスに負けない
ブレーキングスタビリティを得たと見てますが
ロレンツォの場合はブレーキングスタビリティよりも
むしろ、コーナーエントリーでの深いバンク角に至るまでの
ブレーキの過度特性を重要視するライダー。
辻本さんいわく、340mmディスクでの過度特性をものにしたのが
彼の復活の要因だそうですが、全く同感です。
彼はブレーキをドカンとかけるのではなく、
ギュギュギュ~~~って感じで握っている感じなんで。

ちなみにムジェロは去年、数少ない340mmディスク使用が
認められたコースでしたね。

今のところ、ムジェロの優勝候補筆頭か。
怖いのはドゥカティだな。