石の上にも3年

全日本の開幕戦の投票を行っていますが
ぶっちぎり1番人気の中須賀選手の次に
カワサキの渡辺選手とヨシムラの津田選手が
続いています。
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共にJSB昇格3年目。

彼らにとって幸いなのは、ベースマシンがモデルチェンジされてないこと
サスメーカー、タイヤメーカーも変更がなかったことで
データの蓄積、経験の蓄積が出来たことですよね。

HRCのワークスライダーだった黒川さんに言わせると
やはり、全日本のレースが年間9戦というのは少なすぎるそうで
(昔は15戦もあった)
そのレース数だと、そのシーズンのマシン、タイヤに慣れて
さあいよいよと思ったらシーズンが終わって次の年には
新しいマシンになってしまって本当の意味での戦いまで至らないそうです。
そうすると、ライダーとしても得るものが少ないそうですね。

その点、前述の通り、カワサキもスズキも3年間モデルチェンジ
してませんから、前の年のデータが使えるんですよね。
(もちろん、毎年細かいアップデイトはしてますけど)

そういう意味では今年、過去2年の蓄積を元に
ステップアップする時期が来たと見てもいいんじゃないでしょうか。
もちろん、両ライダーが今の体制に入って成長してきた
というのも大きいと思います。

野佐根君や藤田君の3年後も楽しみです。