来季は勝負の年
ニッキー・ヘイデンのインタビューによると
手術を受けた手首の状況もだいぶいいみたいですね。
散々不満を言っていたマシンのパワー面のハンデも
来季はニュウマチックバルブ搭載のRC213V-RSになって
戦闘力も大幅改善。
来年は結果を残せる下地は出来上がっているように思いますね。
ただ、ロッシがそうだったように、ニッキーも
出てしまっていたように思います。
これはHRCの中本さんが指摘していたことで、恐らく
テレメーターでも確認しているんだと思いますが
ドゥカティという限界の低いマシンに乗っていたことで
本来のマシン、タイヤのポテンシャルの手前で走ってしまうために
コーナーリングスピードが低くって
本来のグリップ、旋回性が引き出せていない、
向きが変わらないのにアクセルを開けるから余計に遅くなる
ということみたいです。
そういう意味では今年はそういう人間的なセンサーをリセットする
リハビリの一年だったかも知れません。
だから来季は本当に勝負の年。
MOTOGPに2003年にデビューして来年で13年目のベテラン。
かつての切れ味を見せて欲しいですね。
ファンですから。