スケープゴウトかそれとも?

会社のトップであったルカ・モンテツェモーロを初め
F1の責任者であったステファノ・ドメリカニ
さらには現代最強ドライバーの評判高い
次々と組織の人事入れ替えを行っているフェラーリですが、
元BSの浜島さんも解雇だそうです。
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なんか不振の原因を全部、目立つ人に押し付けて
一掃セールをやっているのか、適正な人事異動とも
思えないですよね。
残すべき人は残すべきではとも思います。
 
浜島さんによれば今年のフェラーリの不振は
パワーユニットが非力だったのもあるけど
マシンのダウンフォースが全然足りていなくて
タイヤをグリップさせられないから、すぐタイヤが
ささくれ立つという面もあって、要はマシンとして
何もかもダメだったんだとか。
で、何かひとつの要素に絞って、それを徹底的に解消するとか
そういう事をすれば良かったんだけど、それもなく開発の方向性も
迷走したって話でしたね。
 
浜島さんからすれば、ブリヂストンという企業を辞めて
フェラーリにやってきたわけですが、今後はどうするんでしょう。
タイヤのスペシャリストですから引くてあまただとは
思いますが・・・。
意外とミシュランピレリあたり行ったら面白いですね。
海外のメーカーはその辺、実力重視ですから
引き抜きがまったく無いとは思いませんし。
あ、もちろん4輪の方の話で。
 
ヤマハの古澤さんもドゥカティに誘われたそうですが、
ヤマハへの義理と倫理観から断ったという経緯がありますからね。