ひとつの結果

アッセンのポールはアレックス・ロウズでした。
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これは彼にとっての初ポールであると共に
2016年から復帰したヤマハにとってはひとつの結果を
出せたということでしょう。

現在のWSBは運営によって各メーカー間の戦力の均等化を
図るレギュレーションが導入されていて、その足かせによって
カワサキドゥカティは戦力を下げられているわけですが
その意図したとおりの結果を出したというところですね。

とにかく、ヤマハのR1は全日本を見ても非常に
ポテンシャルの高いマシンであるのは間違いないものの
WSBで使うピレリワンメイクタイヤはその性能を
フルに発揮しにくい部分があって、その辺の折り合いを
つけるのに苦労している部分があったと思うだけに
ようやくひとつの答えを導き出しつつあるかな?という感があります。

ただ、まだ先は長くって、その速さをレース中ずっと維持する
タイヤのライフを長引かせるという課題があるだけに、
ヤマハはまだまだ改良を重ねないと上位2チームには追いつけないか。
やはりというか、カワサキドゥカティはタイヤの使い方では
かなりのアドバンスがある。
特にロウズは非常に攻め込むスタイルだけにタイヤの消耗が
早いんだよね。
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マイケルも特定のコースはトップ争いに絡むんだけど
コンスタントさが無いからね。
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ただ先に述べたようにレギュレーションの恩恵で
ヤマハはマシンの開発が進められますから、
今のうちに差を縮めたいところ。

まずはひとつの結果を残したところは喜ばしいところだけど。