気になるのはオープンクラスの戦闘力

WSBのラグナセカパドックを訪れたために
にわかにWSBへの転向が噂されるニッキー・ヘイデンですが
彼がインタビューに答えたところによれば
来季、GPに残留するか否かは、マシンの戦闘力次第
ということになるそうです。
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今季、ガッカリするほどのパフォーマンスしか
見せられていないオープンクラスのホンダRC213V-RSですが、
その原因のひとつはワークス勢の速さに磨きがかかっていることと
もうひとつは、オープンクラスが使用する共通ECU
共通ソフトの出来の悪さ。
同じオープンクラスでもドゥカティのバルベラが好調なのは
この共通ソフトの開発をドゥカティが行っているからでしょうね。

来シーズンはオープンクラスという概念そのものが消滅
全車ファクトリー同様の共通ECUとソフトを搭載します。
ですから、ファクトリーと同じソフトを搭載した状態で
RC213V-RSがどれほどのパフォーマンスを見せられるか?
MOTOGP残留の鍵になりそうです。
サテライトに食らいつけるレベルの走りができるなら
残留もアリでしょうか。
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とはいえ、その戦闘力を見る前に残留か移籍かを
決めないとならないんだけど。

万が一、WSBに転向するとしたら、ギュントーリが離脱する
テンケイト・ホンダでしょうか。
ホンダとしてもヘイデンは北米市場の戦略上欲しいライダーですからね。