3年目のパニガーレ

合同テストを行っています。
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トップタイムはドゥカティのチャズ・デイビス
2番手はジュリアーノで
カワサキのサイクスとレイはその後ろ。
 
1kmに及ぶロングストレートがあるこのコースでは
ドゥカティは決して車両的に優位性があるわけではありませんが
それでもトップタイムは来季に向けていい兆し。
 
来季、エヴォレギュレーションになってエンジンの
改造範囲が大幅制限されるスーパーバイクですが、
ドゥカティはそもそも1200㏄の排気量と引き換えに
エンジンの改造範囲が最初から制限されていて
ピストン、コンロッド、クランク、カムシャフトは
ノーマルを使用することとなっています。
これはスーパーバイクでもエヴォでも一緒。
つまり今季から来季に向けて戦闘力の大幅ダウンが
少ないとみていいでしょう。
 
対して4気筒勢はスペシャルクランクの投入が不可になり
コンロッドも交換は出来るけどノーマルと材質、重量が
同一のものとするという規制になるだけに若干
パワーが落ちているように思います。
 
となるとデビュー以来、丸々2年勝ちから見放されている
パニガーレにもようやく、勝ちが回ってくる可能性は高いか。
 
皮肉な話、まったく勝てないパニガーレがSS系では
一番売れているっていうんだから、もはやスーパーバイクレースでの
活躍と売上は何も関係ないってことだな。