転倒王、転じて飛躍はあるか

さてバレンシアテスト。
 
MOTO2、3が始まっています。
 
初日トップはKTMのカレル・ハニカ。
前回のテストでは新たにチームメイトになった
ビンダーやオリベイラに先行されましたが
今回は意地のトップタイム。
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レッドブルルーキーズカップ王者として
参戦した今季は、転倒回数24というクラストップの
回数をマークし、有り難くない記録を残しました。
チームがKTMワークスですから、壊れたマシンの
修復費は気にしなくてもいいかも知れませんが
これだけ転倒が多いとウィークの流れが悪くなるのは必然。
成績が残せないのも納得ですね。
ちなみにもてぎの2コーナーでも転倒してました。
さすがに来年成績残せないと残留は厳しいでしょう。
 
3番手はロッシの口添えでオンガッタ入りした
ニッコロ・アントネッリがつけましたが
彼も転倒22回で実はランキング2位という
有り難くない成績。
プライベーターのグレシー二さんからすれば
マシンを毎回壊されてはたまったもんじゃないし
ルーキーのバスチアニーニの方が成績は上でしたし
残留させる要素が無いですからね。
KTMからホンダに乗り換えてどうでしょう。
 
今回のテスト CIPで走る鈴木選手もマヒンドラをライド。
スペイン選手権最終戦で走らせたマシンですね。
終戦では赤旗中断でスタートを何度もやっていたので
レース終盤バッテリー切れでリタイアしてしまいましたが
予選では上位に来ていただけに、これは意外と
来年、期待できるのかな?