ドゥカティの復活はあるか？

今年は体制を一新、新たに

フィールレーシングとタッグを組み

デイビスとジュリアーノを迎えて

巻き返しを図るドゥカティのWSBチーム。

ポルティマオではジュリアーノが3番手タイムを

マークしています。

 

ただ、ソフトタイヤだとタイムは出るんですよね。

 

去年のドゥカティの抱えていた問題はとにかく

パニガーレはタイヤに優しくなくってソフトタイヤだと

レース後半がっくりタイムが落ちるので

タイムが落ちるけどハードタイヤを使わざるを得なかったこと。

だから、本当に一発のタイムだけならなんとかなるんでしょうけどね。

 

このタイヤに厳しい特性ってのは、これまでのドゥカティの

特性とは全くの真逆で、これまでのドゥカティは４気筒勢に

比べて柔らかいタイヤを長持ちさせられるっていうのが武器でしたから

これはパニガーレになってからの問題点なんでしょうね。

 

個人的にはパイプフレームだとタイヤがスライドし始めても

その無駄なスライドをフレームが吸収して

前に進む方向に車体を進めてくれたけど

アルミモノコックになってからスライドが文字通り

ホイルスピンにつながって、タイヤの磨耗に繋がっているんじゃないかと。

加えて、パニガーレになってから、重量配分を

変えているので、この傾向に拍車がかかっているんでないかな？

新しい燃料タンクは重量配分を後ろよりに持って行っているけど

これはその対策の一環と思われます。

 

まあ、まずは１勝ですね。