確実に戦力差は縮まっているが

ポルティマオ初日は最終的に
ドゥカティのジュリアーノがトップタイムでした。
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ポルティマオはストレートが長いだけでなく
アップダウンもあって、非常にエンジンパワーが
問われるサーキットで、去年まではドゥカティ
話にならなくって、アプリリアカワサキが速かったコース。

ここでジュリアーノがトップというのは
やはり、今季から全車エヴォレギュレーションになったのと
ミッションのギヤ比変更に制限がかかったことで、
2気筒と4気筒の戦力差が縮まったと見ていいと思います。

ただ、それでも今季、デイビスが超頑張って取った1勝だけ
なんですよね。
この結果にドゥカティ陣営が満足しているとは到底思えず。
彼らはやはり、タイトル獲得が最低条件でしょうからね。

そうなってくると、またまた噂が聞こえてくるわけでして・・・。
ドゥカティが1299というモデルを投入したのは
その辺に対する、FIMへのジャブみたいなもんかも知れません。
現在のスーパーバイクは2017年にまた、制限がキツくなるんだけど
このタイミングで2気筒は1300㏄なんてことになる可能性も
あるかも知れません。
だって、1200になった時だって、最初は冗談かと思ってましたもん。

この辺はMOTOGP同様、純粋な競技でありつつも
エンターテイメントの側面も無いとっていうFIMの方針でしょうね。