復活の日は近い

オフテストでは絶好調のドゥカティワークス
デイビスとジュリアーノですが
やはりというべきか、エヴォレギュレーションになって
4気筒勢のエンジンパワーが削がれたことが
大きなアドバンテージになっているようです。
 
スーパーバイクレギュレーション下では
どうしてもエンジンパワーの非力さを補うために、
コーナーリングスピードを高く保つ乗り方にせざるを得なかったそうで、
それがジュリアーノの転倒の多さに繋がっていたようですね。
しかし、本来ドゥカティの得意とする乗り方は
直線でブレーキ、パタンと寝かして、すぐ起こして
排気量を生かしたパワーオンという走法。
Lツインというレイアウトもそういう走りの
組立て方を前提としているように思います。
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エヴォレギュレーションになったことで、パワー面で
若干のアドバンスが生まれた結果、本来の乗り方に
戻ったみたいです。
ついでにコーナーリングスピードを保つ乗り方は
どうしてもタイヤのグリップに依存する部分が大きいだけに
決勝ではタイヤの消耗と共に転倒のリスクが高まる傾向が
ありましたが、こちらも起こしてアクセルオンですから
タイヤのおいしい部分が使えるということで、
決勝でも安定して成績が残せることにつながりそうです。
 
来季は今のところ、ドゥカティがタイトル争いに
戻ってくる可能性が高そうです。