一文字バー

お馴染みHRCの中本さんに言わせると
マルケスのトレードマークである
肘すりは、彼のハンドルが一文字(これは誇張しすぎですが)に
近い角度に開いていることに加えて
肘を張ったフォームなんで、肘を擦って当然だそう。
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自分の印象だとやはり、2ストローク250cc時代の
マシンを知っているペドロサやロレンツォは
絞り角の大きめの角度のきついハンドルを使っている。
4ストローク600ccのMOTO2マシン時代のライダーは
ハンドル角を開き気味にして乗るイメージがあります。
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両者の最大の違いはエンジンの重さと車体の重さの違い。
やはり、4ストローク600の方が圧倒的にブレーキングで
重たいエンジンがフロントにどっかりと乗っかるイメージ。
ライダーはその重たい荷重の乗っかったフロントタイヤを
こじるなり、なんなりしてコントロールしないといけませんから
必然的に力の入りやすい開いたハンドルバーになるか。
 
そしてこの乗り方は、MOTOGPでも有効なんでしょうね。
 
もちろん、ロレンツォのように非常に車体が重いのも
関わらず、まるで軽量な250と見まごうばかりの
切れ味鋭い走りも出来てしまうのが、GPマシンの凄さですが。
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