2013年を振り返る 全日本編⑥ 冴えるヴェテラン

ST600は本当にヴェテランが速い、強いです。
それだけに渡辺選手の健闘が目立ったわけですが・・。
 
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若手の中で上位に混ざって頑張っている
伊藤勇樹選手に言わせると、ヴェテラン勢は
とにかく、タイムが落ちてこないとのこと。
 
タイヤがフレッシュの時は速いペースでもついていけるけど
グリップダウンが始まったあたりから、ヴェテラン勢
井筒選手や中冨選手、大崎選手なんかはペースの落ちを
ライディングでカバー出来る術を持っているようですね。
確かに今季の伊藤選手の戦いぶりは正にその通りでした。
 
また、活躍しているヴェテラン勢はほとんどがJSB経験者。
ST600は市販改造のサスを使ってますけど、
JSBはレース専用に交換できますから、その辺り
上等なサスペンションとはどういうものかというのを掴んでいて
それを可能な限り、ST600にフィードバックしているように思えます。
また、JSBよりもさらに調整出来る範囲が狭いですから
それをライダーが乗り方でカバーする必要がありますが、
その辺も引き出しの多いヴェテランに有利ですよね。
 
そう考えると若手には、厳しいクラスになりつつあるかなと。