ストーブリーグに異変あり

そもそもシーズンが開幕していないから

来季の移籍の動向も大きな変化は無いのでは?と

推測されていたMOTOGPストーブリーグ

 

実際、スズキの2人が契約更新を行いここまでは

予想通りの展開となっています。

 

しかし、ここに来て、やや波風が起こる状況に。

それは長年ドゥカティのエースとしてチームを引っ張ってきた

ドヴィジオーゾのKTMへの移籍、ミラーのワークス昇格というもの。

 

この件に関しては、ドヴィのマネージャーが彼のサラリーが少ないと

発言したことから、交渉が難航しているであろうことは予想されていましたが

そう来ましたかという感もありますね。

3年連続ランキング2位となったドヴィジオーゾですが、過去2年はともかく

去年は結果的にのランキング2位であって、内容的には完敗でしたからね。

ドゥカティ的には今後彼をエースに据えてタイトルが争えるかという点と

彼の伸びしろがまだあるのか?という所は熟考が必要とされるところでしょう。

そしてその結論は・・・というところでしょうか。

今のところ、彼の後釜にはジャック・ミラーが収まると言われています。

一方、チーム離脱が確実視されていたペトルッチは一転残留が濃厚ですね。

過去もそうですが、ドゥカティワークスはライダー2人を一新するという

リスクの高い方法は取ったことがありません。

 

さて、そうなった場合のドヴィの行くすえですが、今のところKTMと言われているようですね。

実際、KTMはポルをエースに据えて成長著しいところですが、いかんせん

ポルはKTMが初のファクトリーチームでMOTOGPでは未勝利。

対してドヴィは優勝は飾ってますし、ホンダとドゥカティではファクトリーを経験

ヤマハにも乗ったことがあってその経験は比べるべきもありません。

メーカーとして次のステップに上がりたいKTMとしては是非にも欲しいライダーでしょう。

 

まだ濃厚な噂レベルの話ですが、事実として公表されるタイミングはもうそこまで

来ていると思われます。