ノーリスク、ノーリターン

結果的に結果が翻って、ヤマハの5連覇は
幻と消えたわけですが・・・。

今回のヤマハ・ファクトリーは
去年までのマシン面でのアドバンテージが無いぶん
厳しい戦いを強いられていましたね。
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だからこそと言いますか、ピット作業が遅く
毎回ピットインするたびにロスタイムを蓄積していったのが
気になるところです。
去年よりもアドバンテージが減っているのに
ピット作業時間は去年までのようなゆったりなんですよね。
7回のピットでライバルに対して失ったロスタイムの
総計が30秒近くあったことを考えると、これが無ければ
もっとクロスした戦いになったのは間違いなかったと思います。

ホンダやカワサキが非常にピット作業が速かったことを
考えても、この辺はちょっと残念なポイント。
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それから、ホンダが巧君を連投したり、カワサキ
トプラックを走らせなかったり、他陣営が勝つために
ギャンブルを仕掛けてきたのに対し、ヤマハは終始
マイペースを崩さなかった。
そのマイペースを崩さないのもひとつの強みなんだけど、
それだけでは勝てない時にはリスクを犯す必要も
あったのでは無いか。

タイムが上がらないマイケルに替えて中須賀さんを
走らせる回数を増やす選択肢もあったと思うだけに。

もう少し攻め込んだタクティクスが見たかった
というのがヤマハファンとしての正直な感想です。