レイに降格処分
WSB ヘレス レース1は
ポールスタートのレイをバウティスタが
かわすと、今年の勝ちパターンである
先行逃げ切りに入り、あっという間に
マージンを築くとあとは一人旅。
最初こそバウティスタを追走した
レイでしたが、明らかに序盤でタイヤを消耗し
ペースが落ちると、ヤマハのマイケルに抜かれ
3位にドロップ。
3位争いをロウズと展開する形でレースは終盤へ。
両者は接近したまま、過去に数々のアクシデントが起こっている
最終コーナーのヘアピン進入。
レイはロウズのイン側に飛び込み、ロウズの左ハンドルに
接触、フロントが切れ込んだロウズは転倒。
手を負傷することになりました。
レイはゴール後、すぐさまヤマハのピットに
謝罪に訪れました。
レースはバウティスタが独走の今季12勝目。
2位にマイケル・ヴァン・デル・マーク。
3位は長い審議の後、レイが降格処分
マルコ・メランドリィが繰り上がり3位となりました。
またレイは今日のSPレースは最後尾からの
スタートの処分が下っています。
ただ、今回のアクシデントはよくあるコーナーでの
接触アクシデントの類で、そこまで大きな
ペナルティを課す必要があったのか?という疑念は
残りますね。
この最終コーナーのアクシデントで過去に
ここまでのペナルティが課されたケースは無いですからね。