KTMを取り巻く状況
ここは社長が物言う社長だから
余計に話が複雑に・・・。
まず、ヘレスで怒りをぶちまけたザルコだけど
コーチ役にジャン・ミッシェル・バイルを迎えて
主にメンタル面でのサポートをお願いしているようですね。
本人もうまく行かない時にピット内で
うまくメンタルコントロールをするために
必要な存在と語っています。
ただ、こういう言動、発言がある時点で
ライダーが多大なストレスにさらされているのは
間違いないわけで、予想されたこととは言え、
予想よりは早くその時期に来たなという感想。
今回は彼の地元フランスですが、ここでも散々な結果の
ようだとモチベーションがガクッと落ちるような気がします。
ヘレスで2日間テストをやってフロントにいいフィーリングを
見つけつつあると言ってるだけにね。
ホンダのマシンにかなり近いバランスならフロントの
スタビリティにかなりシビアというか安心感が無いんだろうね。
一方、肩の手術でずっと療養中だったペドロサは
数周ムジェロでテストライドを行ったとのこと。
6月から本格始動ですが、彼がどんな評価を下すのか。
12月にお忍びで乗った時にはエンジンの振動が凄いって
言っていたかな。
ホンダの2,3年遅れの技術レベルみたいです。
それから社長にここまでの成績に不満がある
とぶちまけられたMOTO2の方は今回から
ビンダー、マーティン共にニューシャシーで巻き返しを図る。
一方で、ビンダーはシャーリンに来年
替わられるんじゃないか?とも噂がありますね。
今年もし、未勝利で終わるようならそうなる可能性は高そうです。
この辺、結果にシビアですね、KTMは。
ここはマシンの戦闘力以外の外野に見るべき
話題が多い。
決していいことでは無いけどね。