連勝劇の影で

タイでもバウティスタ・エキスプレスの
勢いは衰えず、開幕戦からの連勝を
6と伸ばしました。
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本当に動力性能の違いだけでなく、
ラップタイムが落ないんですよね。
どうもピレリが持ち込んでいる2種類のタイヤのうち
(サイズが違う)片方がベストマッチの模様。
だからハイペースで走り続けることが出来る。

一方、去年までのエース、チャズ・デイビス
転倒とマシントラブルリタイアと
いい所が全くありません。
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今年からマシンがV4になって、去年までの
Lツイン パニガーレとはマシンの重量配分バランスが
変わってますから、このマシンに適したセットアップを
見つけないと、安定して早く走れない。
傾斜してエンジンを搭載しているとはいえ、
Lツインは1200ccですからシリンダー長が長く、
クランクセンターが後ろ気味。
対してV4はもっと全体の重量が前よりになっているハズ。
そのセットアップを模索中で、自分の走りが出来てないって
感じですね。
ウィーク中も車体の姿勢をいじったりしているようですから。
本人いわくフロントのグリップが得られないそうですが・・・。
やはりオフテスト不足が大きく響いている模様です。

なまじパワーがあるマシンだけに足回りのセットアップも
重要ってことなんでしょうが、しかしバウティスタが
居なかったら、ドゥカティは相当に悲惨な状況になってましたね。